小さな鉢で育てるテリハノイバラ
【学名】Rosa wichuraiana Crp.
【科名】バラ科 Rosaceae 【属名】バラ属
【系統】原種系 【開花時期】一季咲き 【香り】微香
【花形】平咲きで房咲き 【樹形】這性系
【英名】ローサ ウィクライアナ 【別名】ハイイバラ / メモリアルローズ
【花色】白 【樹高】50~100cm 【花径】小輪系 3cm
【流通名】照葉野茨(テリハノイバラ) 【性状】落葉つる性木本
【命名者】 Francois Crpin(1830-1903)
【用途】地植え 鉢植え
【撮影】2010年7月4日
そういえば!我家にはこの子のほかには、今のところ白色のバラは名前不詳のハイブリッドのスプレーローズが1本あるだけです。
このテリハノイバラは、素焼きの鉢で管理しており植え替えもせず二年目に突入させてしまいました^^;
なのに、ちゃんと開花してくれた丈夫なバラであります。
【PR】桃花 テリハノイバラ(照葉野薔薇)は、日本花卉ガーデンセンターさんちで1,260 円也~
桃色のお花を咲かせるものもあるのですね~ 小型の屋久島テリハノイバラも気になります!
そしてたしか斑入り種もあるんですよね~
テリハノイバラを探そう! at Rakuten
チュウレンバチの幼虫が孵化しているしているのに気がつかず、あやうくすべての葉っぱが食べられそうでしたが、なんとか撤去することができまして、1本の花茎の葉っぱは無くなってしまいましたが、蕾は下の写真のように無事でほっ。
華やかなバラと比べると、地味ですけど小さな鉢で育てることで、さらにそのかわいらしさが増幅!
けど、施肥もせず、マルチング代わりに植えているウメバチが鉢を覆っていて、花数は10輪ほどでしょうか。
半減してしまいました^^;
私はバラの交配に挑戦したことはありませんが、このテリハノイバラは丈夫なので、純白のお花を使って他の子と交配させたら、育てやすいバラが作れそうですね~
今は梅雨の時期ですので、水遣りにはあまり気を使わずに済んでいるのですけど、素焼きの鉢なのでこれからは水切れさせないように要注意です。夏場は鉢を日陰に移動させてあげなくては!
Rosa wichuraiana Crp.
照葉野茨(テリハノイバラ)
2010年7月5日撮影
そもそもこの子は盆栽仕立てにしたいと思って購入したバラで、大きく育てず小さく育てるというのを目的としているバラです。けれど極限の環境におくこととなるので、この子のことも挿し芽しなくては。
昨年、地面にズボッと挿したものは、残念ながら根付いてくれませんでした。日当たりが良すぎるところだったのが敗因だったように思います。
この子は丈夫だからとあまりにも手抜きで育ててしまったので、お花が咲いてくれたときになんだか申し訳ない気持ちになった私。もう少しこれからはお世話してあげなくてはね。
【テリハノイバラの育て方】
■植え付け
夏の日差しには弱いので、夏場にカンカン照りにならないようなところを選びます。
鉢植えで管理するならば、夏場は半日陰くらいのところに鉢を移動します。
■水やり
用土が渇いたらたっぷりとあげます。自生しているところが海などのそばであることを考えると湿度を好む薔薇のように思います。
庭植えならばほとんど不要です。マルチングなどをしておくとよいでしょう。
■施肥
植え付け時に有機肥料をすきこんでおきます。休眠期の冬、寒肥を施します。根のまわりにぐるりと溝穴を掘り、緩効性化成肥料や牛フン、鶏フン、完熟堆肥のいずれかを与えます。
■増やし方
挿し芽から増やすことができます。適期は春です。
■病気
冬の間に石灰硫黄合剤を数回散布しておくと、黒星病などの発生をかなり発生をおさえられます。成長期にも薬剤の定期的な散布は必要です。
弊ブログ内関連記事: テリハノイバラ |
弊ブログ内一覧表: ++花季寄++の名前別栽培リスト | ++花季寄++のサイトマップ |